ヘアオイルの落とし穴、知らないと後悔する髪への3つの影響

ヘアオイルの過信は禁物

みんな大好きヘアオイル。髪にツヤを与え、乾燥から守る魔法のようなアイテムですよね。でも、その魔法に頼りすぎていると、思わぬ落とし穴が待ってるかもしれません。今日はそんなヘアオイルについての話です。

理由1:オイルは保湿じゃない。

ヘアオイルって髪につけたときはしっとりして、滑らかになって、艶も出るけど、時間が経つとバサバサになりません?

例えば「午前中はいい感じだけど、午後にはパサパサみたいな?」

実はヘアオイルだけじゃ髪の保湿にはならないのですね。だからか時間が経つと髪がだんだん乾燥するんですね。

ヘアオイルが保湿しない理由は簡単です。オイルが水分を補給・保持する役割を持っていないからですね。ヘアオイルは髪の表面をコーティングして、既存の水分が蒸発するのを防ぐ効果は多少あるかもしれませんが、そもそも水分自体を髪の内部に送り込んだりすることはできません。

そのため、本当の意味での「保湿」には、水分保持の役割を含んだ製品、トリートメントが必要とされます。オイルは保湿補助としては優秀かもしれませんが、単独で使用した場合には髪を潤すことは期待できないのですね。

髪の水分保持に欠かせない成分

1:ケラチン…髪を構成する成分で最も主要となるものです。ケラチンは、髪の水分保持能力に直接影響を与えます。健康な髪は適切な水分レベルを維持するのを助け、髪に柔らかな弾力があり、ツヤがある状態を保ちます。一方で、ケラチンがダメージを受けると(例えば、過度の熱スタイリング、化学的処理、環境的要因によって)、髪のキューティクルが損傷し、水分が逃げやすくなります。これにより、髪は乾燥し、ダメージを受けやすくなります。要は、髪がダメージするということはケラチンが損傷するということです。

2:アミノ酸…ケラチンと似ていますが、アミノ酸は、髪の中で水分子と結合しやすい性質を持っており、この性質によって髪の水分保持能力が高まります。髪の内部に水分を引き寄せ、保持することで、髪は柔らかく、しなやかで、健康的な状態を維持することができます。

3:セラミド…セラミドというと肌に必要なイメージがあるかもしれませんが、髪も同じなんですね。セラミドってバリア機能の役割があるというとわかりやすいですかね。髪の内部の水分が蒸発するのを防いで、外部からの水分が浸透するのを助けることで、髪の水分バランスを維持します。髪の水分量が適切に保たれると、髪は健康的な状態を保ちやすくなり、乾燥やダメージに対する耐性が高まるってことですね。

4:キトサン…肌だとヒアルロン酸が水分保持で有名かもしれませんが、髪にあんまり使いすぎるとパーマとかの邪魔をするのでここではキトサンを紹介します。共通点は多糖類って言って早い話が糖類ってことです。砂糖って水分閉じ込めるイメージあるじゃないですか?例えば鶏胸肉とか赤みのお肉に砂糖で下処理しておくとパサつきにくくなるのと同じですね。キトサンは多糖類なので同様に水分を保持する能力があって、髪に潤いを与えることができるのですね。また、髪の表面に機能するのでキューティクルの保護もできます。また、抗菌作用もあるので頭皮にもいいですね。

簡単にまとめると、

・ケラチンやアミノ酸など髪の基本となるもの

・セラミドなどの脂質(オイルと脂質は違いますよ)

・糖類

ということですね。肌と同じように考えればいいのですね。セラミド不足すると肌のバリア機能低下しますよね?そうすると肌荒れやアレルギーなどトラブル肌になりやすくなります。糖が不足すると肌が乾燥するからシワができやすくなります。って考えるとね。わかりますかね?髪も同じなんですね。

理由2:天然のオイルは酸化する

酸化って、空気中の酸素が何かと結びついて、その何かが変わってしまうことを言います。例えば、鉄が錆びることも酸化の一種で、鉄が酸素と反応して鉄錆(さび)ができるわけですね。美容の世界でも、「酸化」はよく聞く言葉じゃないですか?

たとえば、私たちの肌や髪にも酸化は関係してますね。肌の場合、酸化ストレスって言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、体内のバランスが崩れて、肌が老化したり、ダメージを受けたりすることですよね。髪も同じで、酸化するとパサついたり、色が褪せたりすることがありますね。

だから酸化を防ぐ方法が必要でその方法があります。肌や髪のケアで、アンチオキシダント(酸化を防ぐ成分)を含む製品を使うといいですね。ビタミンCやEなんかが有名で、これらは酸化を防いで、肌や髪を守ってくれるますね。だから、美容に関心がある人は、酸化に注意して、適切なケアを心がけるといいですね。

特に椿油やアルガンオイルとかの天然のオイルは酸化しやすく、ドライヤーとかヘアアイロンとかの熱でさらに酸化を早めます。だけど、シリコーンとかは酸化しにくいオイルなんですよね。

簡単にまとめると、
・オイルは酸化するので注意が必要
・天然のオイルよりもシリコーンのほうが酸化しにくい

理由3:縮毛矯正やパーマなどに影響を与える

椿湯とか使いすぎて、髪にオイルが染み込んでいるとパーマなどうまくいかなくなる可能性が生まれてしまいます。美容室での施術に悪影響を与える場合があるので気をつけしょうね。せっかキレイになるために美容室に来たのに、普段のヘアケアが原因で理想通りに行かなくなるなんて勿体無いですよね。

まとめ

ヘアオイルは使い方を間違えなければ髪にとって素晴らしい味方になるかもしれませんが、使い方を知らないと損をしちゃかもしれませんね。食事はバランスが大事ってあるように、それは髪も同じですね。きちんとバランスをとることが美しい髪への最短距離です!

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