40代・50代になると、「今までと髪が違う…」と感じる瞬間が急に増えてきます。
・うねりが急に強くなった
・パサついてツヤが出なくなった
・表面にふわふわした浮き毛が増えた
・トップはペタンとするのに、横は広がる
・毎朝ブローしても、夕方にはまとまらない
若い頃にはなかった悩みが一気に表れて、「何をしても綺麗にならない…」と感じてしまう方も多いはずです。

実は、この“髪の変化”にははっきりした理由があります。年齢とともに 水分・タンパク質・脂質 が少しずつ減っていくことで、髪の内部バランスが崩れ、うねりやパサつきが急に目立つようになるのです。
でも、安心してくださいね。
エナの髪質改善は、エイジング毛特有の「水分不足」「脂質不足」「内部バランスの乱れ」に合わせて、髪の芯から整えるケアを行うことで、ツヤ・まとまり・弾力がしっかり戻ります。
この記事では、
◆ なぜ40代・50代で髪が変わるのか
◆ 若返ったようなツヤとまとまりが戻る仕組み
◆ 実際のお客様のBefore/After
を、わかりやすく解説していきます。「最近、髪がどうしてもまとまらない…」そんな方のための内容ですので、ぜひ続きをご覧ください。

目次
【年齢とともに髪が変わる理由】
40代・50代で髪の変化を感じるのは、決して気のせいではありません。実は“エイジング毛”と呼ばれる状態に入り、髪の内部構造が少しずつ変化していくためです。ここでは、その理由を分かりやすく解説します。
原因1:内部タンパクの減少(ハリ・コシ低下)
髪の約80〜90%は「ケラチンタンパク」でできています。しかし年齢とともに、この内部タンパクが少しずつ減少し、密度が低くなります。その結果…
・髪が細くなる
・ハリやコシがなくなる
・うねりやクセが出やすくなる
若い頃は真っ直ぐだったのに、年齢とともにうねりが強くなるのは“内部の柱”が弱くなるためです。
原因2:水分保持力の低下(乾燥・ツヤ不足)
エイジング毛は、水分をつかまえておく力(保湿力)が下がります。内部に水分がとどまらないため、乾燥しやすく、ツヤが出にくくなります。
・パサつく
・表面がザラつく
・光が綺麗に反射しない
という状態になり、どうしても“疲れた髪”に見えやすくなります。
原因3:脂質(CMC)の減少(まとまり低下)
髪の保湿・柔らかさ・まとまりを支えるのが“CMC(細胞間脂質)”。年齢を重ねると、この脂質が減少し、髪の内側の“すき間”が増えてしまいます。
その結果…
・まとまりにくい
・毛先がパサつく
・ごわつく or ふわふわ広がる
といった、40代以降特有の質感変化が出てきます。
原因4:ホルモンバランスの変化(細くなる or 広がる)
40〜50代になると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下します。エストロゲンは髪の成長・太さ・潤いに関わるため、減少すると…
・髪が細くなる
・ハリがなくなる
・柔らかくなる
そのため、人によって以下の2タイプに分かれやすくなります。
① 髪が細くペタンとしやすい
② 表面の毛が軽くなり、ふわふわ広がりやすい
どちらも“エイジング毛のサイン”です。
原因5:過去のカラー・白髪染めによる累積ダメージ
白髪が増える40代・50代は、カラー頻度も自然と増えていきます。カラー履歴 × 年齢変化 が重なることで、髪はさらにダメージを受けやすくなり、
・乾燥
・広がり
・まとまりの悪さ
・色落ちの早さ
など、質感が不安定になりやすくなります。特に“白髪染めの繰り返し”は、エイジング毛にとって負担が大きくなりがちです。

【エナの髪質改善が“若返り”に効果的な理由】
「髪質改善」という言葉はいま非常に広く使われていますが、多くは“栄養補給メイン”のトリートメントで、根本のうねりやパサつきまでは改善できません。
特に40・50代のエイジング毛は
✔ 内部タンパクが減り
✔ CMC(脂質)が不足し
✔ 内部構造が歪む
ことで、トリートメントだけでは収まらない“構造的なうねり・広がり”が起こります。
エナの髪質改善が効果的なのは、この“構造の歪み”にアプローチするため、栄養補給に加えて 弱い縮毛矯正のような形状補正 を取り入れているからです。
ポイント1:栄養補給だけに頼らず“内部構造の歪み”から整える
エイジング毛のうねりは、キューティクルの荒れだけでなく“髪の中の結合バランスの乱れ” が原因です。
エナでは、中性〜弱還元の優しい反応で髪内部の歪んだ部分を整え、うねりの根本にアプローチ。
これにより、トリートメントでは収まらないのクセが緩まり、扱いやすさが大幅に向上します。
ポイント2:弱還元 × 熱コントロールでキューティクルを“形”から整える
荒れたキューティクルは栄養補給だけでは形状の変化は起こりません。そこでエナでは、低刺激の薬剤+適正な熱を使い、縮毛矯正ほど強くない“形状補正”を行います。
これにより…
・表面のざらつきが滑らかに
・ツヤが復活
・浮き毛・アホ毛がまとまる
・ブロー時間が短縮
表面だけのコーティングではなく、“形そのものを整える” から効果が続きます。
ポイント3:エイジング毛が重くならないよう“補給量を調整”する技術
40代・50代の髪は柔らかく繊細なので、重い処方や過剰補修は逆に扱いにくさにつながります。
エナでは、
・水分
・脂質(CMC)
・タンパク補修
これらを髪質に合わせてバランスよく調整。「しっとりだけど軽い」「柔らかいけど艶がある」というエイジング毛に最適な質感に導きます。
ポイント4:髪の芯を整え、うねり・広がりを抑える“持続型の改善”
内部構造の乱れが整うことで、
・うねりの緩和
・広がりの軽減
・ツヤの持続
・ハリコシが戻る
といった“若返り効果”が長続きします。
サロン帰りだけでなく、数ヶ月後の扱いやすさが変わるのがエナの髪質改善の特徴です。
ポイント5:“縮毛矯正ほどまっすぐにしない”から自然な若見え髪へ
クセを全て伸ばすのではなく、必要に応じて優しく補正するため、
・ボリュームダウンしすぎない
・毛先がツンとしない
・自然な丸みが残る
若々しいツヤと動きのあるスタイルが実現します。

【Before:実際のお客様の髪の状態】
今回のお客様は、40〜50代によく見られるエイジング毛の特徴が複数重なっている状態でした。
【年齢によるハリコシの低下】
画像のように髪全体が細く柔らかくなっており、内部タンパクの減少によって“髪の芯の弱さ”が目立っていました。そのため、少しの湿気でも広がりやすく、まとまりづらい状態になっています。
【表面のふわふわしたアホ毛】
特に表面と頭頂部に、短く細い“浮き毛”が多く見られます。これはエイジングによるキューティクルの荒れと乾燥、さらにカラーの蓄積ダメージが影響しています。光が乱反射しやすいため、ツヤが失われて見える原因にも。
【乾燥と広がり】
毛先に向かうほど乾燥が強く、全体的にパサついて広がる傾向にありました。髪内部の水分保持力が低下しているため、保湿だけではまとまりにくい典型的なエイジング毛の状態です。
【ツヤが出にくい】
表面がザラついていて光がまっすぐ通らず、ツヤがほとんど見えない状態でした。コーティング系のトリートメントでは効果が一時的になりやすく、内部構造の補正が必要な髪質です。
【白髪染めの繰り返しによるダメージ】
全体に白髪染めを数回繰り返した蓄積があり、中間〜毛先には薬剤の影響による乾燥ダメージが見られました。エイジング毛は薬剤の反応しやすさが不安定なため、この蓄積がうねり・パサつきを悪化させている状態です。
今回の状態は、
・うねり
・浮き毛
・乾燥
・ハリコシ低下
・カラーの蓄積
これらが複合的に絡んでいるため、“トリートメントだけでは収まらない髪質” といえます。
【施術内容:今回どんな施術を行ったのか】
今回の髪は「内部構造の歪み」「脂質・水分不足」「キューティクルの荒れ」が複合的に起きている、典型的なエイジング毛の状態でした。
そのため、トリートメントだけでは改善が難しく、内部補修 × 弱い形状補正 × CMC補給 の“髪質改善ストレート(縮毛矯正のようなメニュー)” のアプローチで施術を行いました。
1. 内部補修 × CMC × 水分保持の3方向アプローチ
エイジング毛は、水分だけ・栄養だけ入れても改善しません。
① 内部タンパクの補修
② CMC(脂質)を補い、水分をキープできる状態に
③ 水分を均一に整え、膨らみを抑える
この3つを組み合わせることで、髪本来の“しなやかさ”と“ツヤ”を取り戻す準備を整えました。
まず内部の空洞を埋める→脂質で閉じ込める→水分バランス調整という順番で施術しています。
2. エイジング毛専用の薬剤・トリートメントを選定
40〜50代の髪は、若い頃よりも弱く反応が読みにくいため、一般的な縮毛矯正や強い補修成分では負担が大きくなります。
今回は、
・優しい反応で内部の歪みを整える“弱還元”
・ベタつかず軽さを残せるCMC脂質
・細い髪でも重くならない水分保持成分
を中心に配合。「柔らかさ」と「ツヤ」を補い、扱いやすい質感へ導く処方を使用しました。
3. 髪質改善ストレート(低刺激の形状補正)を採用
うねり・膨らみ・表面のふわふわした毛を整えるために、縮毛矯正ほど強くない“弱い形状補正”を行いました。
・中性〜弱酸性で優しく還元
・熱の力でキューティクルの形を整える
・伸ばしすぎず自然な丸みを残す
という設計で、エイジング毛特有のパサつき・うねりを改善しました。
4. 根元〜毛先で操作を変えた理由
根元:ハリコシが弱く、うねりが強い部分。優しい還元で内部の歪みだけを整えるように設定。
中間:白髪染めの蓄積で乾燥+ダメージが強いゾーン。反応しすぎないよう薬剤パワーを弱め、保湿を中心に。
毛先:乾燥・広がりが強く、最も繊細な部分。ほぼトリートメント中心で守りながら質感を補正。
部位によって反応スピード・ダメージ・クセの種類が違うため“同じ薬剤・同じ操作” だと仕上がりが崩れるため、細かく塗り分けています。
5. 負担をかけない温度・塗布量の調整
エイジング毛は高温に弱いため、アイロン温度は髪質に合わせて細かく設定しました。
・トップ(細く弱い部分)→ 低めの温度
・中間〜毛先(乾燥部分)→ 引っ張らず、軽い熱で面を整える
また薬剤は“必要な分だけ”塗布。塗りすぎ・反応しすぎを防ぎ、仕上がりの柔らかさを守っています。

【After:仕上がりの変化(若返りポイント)】
乾燥・広がり・浮き毛が目立っていた髪が、施術後は一目で分かるほど大きく変化しましたね。
【表面の浮き毛が収まり、ツヤが復活】
Beforeでは表面に短いアホ毛が多数あり、光が乱反射してツヤが見えづらい状態でした。
Afterでは、キューティクルの形が整い、表面がなめらかに整列したことで、自然光でもサロンのライトでも“スッ”と光が通る若々しいツヤが戻っています。
【手触りが柔らかく、しなやかに】
エイジング毛特有のゴワつきが消え、毛先まで指通りがスムーズに。
硬さではなく“しなやかな柔らかさ”が出るのは、微還元の形状補正とCMC補給がうまく働いた証拠です。
【乾燥感が消え、しっとりまとまる】
パサつきの原因だった内部の水分バランスが整い、毛先までしっとりまとまる質感に変化。
根元〜毛先までの質感差が解消され、一本一本が潤いを取り戻しています。
【ハリコシが戻り、スタイリングがしやすく】
ハリ不足で“ぐしゃっと潰れる”感じがあったBeforeから、Afterでは髪の芯がしっかりして、
乾かすだけでまとまる扱いやすさに。ブロー後のシルエットも崩れにくくなりました。
【見た目年齢が変わる“ツヤ=若見え”】
40〜50代の髪は、ツヤが出るだけで印象が大きく変わります。
今回のお客様も、
・広がりがおさまった
・表面が整った
・ツヤの筋が出る
この3つが揃ったことで、若々しい仕上がりに。
鏡越しでも「髪が綺麗=若く見える」状態になっています。
【お客様のリアルなコメント】
「自分の髪じゃないみたいです…!ずっと広がりが気になっていたのに、乾かしただけでここまでツヤが出るのは初めてです。朝が本当にラクになりそうです。」
と、とても喜んでいただけました。

【今回の施術ポイントまとめ】
①乾燥と浮き毛が出やすい表面を中心に、“水分+CMC(脂質)”を補給して内部バランスを整えました。
②エイジング毛特有の弱さを考慮し、根元・中間・毛先ですべて薬剤パワーを変えて塗り分け→ 過剰な負担をかけずに形状を整える処方に
③ブロー&アイロンは温度を抑え、“引っ張らない・つぶさない”操作で髪本来のハリ・柔らかさ・ツヤを最大限に引き出しました。
【40・50代の髪を若返らせるために必要なこと(ホームケアのポイント)】
40〜50代の髪は、若い頃とは“必要なケア”が大きく変わります。
エイジング毛は、水分不足・脂質不足・タンパク質不足が同時に起きやすく、少しのダメージでもまとまりにくくなります。
そこで大切なのは、「足りないものを、順番に補う」という考え方です。
① シャンプーは“洗いすぎない”ものを選ぶ
エイジング毛は、ただでさえ脂質(CMC)が不足しています。洗浄力が強いシャンプーを使うと、表面の油分が落ちすぎてパサつきに直結します。
✔ アミノ酸系
✔ タンパク質補修系
✔ CMC・保湿成分配合
のものがおすすめ。
特に40代以降は「どれだけ守りながら洗えるか」が重要です。
② ドライ前のアウトバスは“水分保持+脂質”のWで使う
40〜50代の髪は、オイル単品だけでは広がりやすいです。なぜなら内部の水分保持力が落ちているからです。
理想は、
- 水溶性ケア(保湿・水分保持)
- 油溶性ケア(脂質でフタをする)
という 二層ケア。
✔ 水分で潤う
✔ 脂質でまとまる
この両方がそろうと、ツヤ・扱いやすさが出ます。
③ ドライヤー前後の“熱ケア”を味方にする
エイジング毛は熱に弱いですが、「適切に使えばツヤを出す最大の味方」にもなります。
乾かす前→ ヒートプロテクト配合のヘアケア剤を必ずつける
乾かし方→無理に引っ張らずに、根元からふんわりと
仕上げ→ 最後に冷風でキューティクルを閉じる
これだけで、毎日のツヤが大きく変わります。
④ カラーのヘアケアを見直す(特に白髪染め)
40〜50代でダメージが増える最大の理由が“白髪染め”。
● 2〜3週間のリタッチ
● 高アルカリカラーの繰り返し
● 既染部のカラーの上塗り
これらが積み重なると、髪の内部がスカスカになり、乾燥・広がり・パサつきの原因に。繰り返すヘアカラーだからこそヘアカラーを行いながらヘアケアを同時進行で行い、そしてホームケアをしていくのかが大切になります。
【よくある質問(髪質改善Q&A)】
Q1. トリートメントを続けても良くならないのはなぜ?
A. 栄養補給だけではキューティクルの形は整わないからです。
40・50代の髪は、うねり・パサつき・浮き毛の原因が “内部構造の乱れ+キューティクルの変形” によるもの。この場合、弱いストレート処理を少し組み合わせて「形状そのもの」を整える工程が必要になります。
Q2. 髪質改善と縮毛矯正の違いは?
A. 似ていますが目的が少し違います。
- 縮毛矯正 → 強いクセを伸ばすための施術
- 髪質改善 → ツヤ・まとまり・質感を整える施術
クセの強さや髪の状態によって、髪質改善だけでは足りない場合は「弱(微)還元ストレート」を併用します。
Q3. 月1で髪質改善を行なったほうがいいですか?
A. 縮毛矯正と同じような頻度、もしくは4ヶ月に一度が最も効果を維持できます。
ダメージ毛・エイジング毛は、補給した成分が抜けやすい特徴があります。
ですからホームケアが要で、若々しいツヤとまとまりがキープできます。
Q4. 白髪染めと髪質改善は同じ日にできますか?
A. 可能です。
ただし、ダメージが強い。白髪染めの頻度が高い場合は、髪質改善と日を分けた方が仕上がりが安定するケースもあります。
Q5. 髪が細くなってきた場合でも髪質改善できますか?
A. はい、できます。むしろ効果を感じやすいです。
細く弱くなった髪は、ハリ不足・パサつき・ツヤが出ない
などの悩みが出やすく、形状補正+活性ケラチン、CMC+ポリフェノール補給で大きく改善できます。
Q6. アイロンを使う「髪質改善ストレート」は縮毛矯正ほど強くない?
A. はい、負担が少ない“弱いストレート処理”です。
癖を完全に補正する縮毛矯正のようではなく、あくまで「形状を整えてツヤを出すため」の工程です。
Q7. ホームケアは何をすればいいの?
A. “洗う → 保湿 → 脂質 → 熱ケア” の順番が最重要です。
40〜50代の髪は、水分や脂質が圧倒的に不足しがち。
水溶性ミスト+油溶性オイルのWケアがベストです。
Q8. ブリーチ毛でも髪質改善できますか?
A. できますが、状態を見て薬剤のパワー調整が必要です。
切れ毛寸前のハイダメージ毛でも、強い薬は使わず、中性〜弱酸性の領域でコントロールします。
Q9. 髪質改善を続けると、本当に若返って見える?
A. はい。髪は“顔よりも年齢が出る部分”だからです。
40代・50代ではツヤ=若さに直結します。ツヤ・まとまり・浮き毛の減少。
この3つが揃うと、印象年齢が5~10歳は変わります。場合によってはもっとです。
くせ毛の悩みや、前回の仕上がりに満足いかなかった方は、ぜひ一度ご相談ください。
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