「ノンアルカリで痛みなし!」
「ノンアルカリだから痛まない」
その理由
縮毛矯正やパーマなどでのキャッチフレーズに使われる言葉です。
パーマやカラーのお薬はアルカリ性のものが多いです。
髪やお肌は弱酸性なのでアルカリのお薬は痛むということなんですが、
間違ってはいないです。
ではノンアルカリだから痛まないのかってなるとこれも違います。
ひとつ例をあげてみましょう。
かかとが硬くなったら尿素クリームを塗りますね。尿素クリームは、ほぼアルカリです。(弱アルカリとか細かい設定は無視してね。)そのアルカリ性のクリームが硬くなったかかとを柔軟にしてくれている訳ですよね。
髪も同じことです。もともと硬い性質の毛髪をアルカリで柔らかくして薬の浸透を促進させ、薬剤を正しく反応させてくれている訳です。それでは実際そんなキャッチに誘惑された方と当店の施術とで比較してみましょう。
今までノンアルカリで痛まないと信じてかけ続けた方です。
痛んで・・・見えますよね。
ちなみに当店でもノンアルカリや酸性のお薬はありますが、
メインはアルカリです。
この方も半年前の根元の矯正はアルカリです。毛先のデジタルパーマは違いますけど。
ちなみにダメージは当然あります。
もちろんダメージは最小限に抑えるようにはしてあります。
アルカリを使いたくない髪、もしくはアルカリを必要としないような髪など
はノンアルカリを使用する場合もありますし、
お薬は使い分ける必要があります。
そもそも薬を自身で選ぶということはどうなんでしょうか?
病気になって、お医者さんにいって、「この薬を下さい」ということはまずないはずです。
薬は医者が患者にあわせて処方するものです。これと同じですよね。
私たちが毛髪に合わせて薬を選択するほうが正しいと思いませんか?
それがノンアルカリがどうのこうのいうのはいかがなものかと思います。
ですから、アルカリだから悪いっていうのは一概にいえません。
では、もう一度比較してみてみましょう。
一目瞭然ですね。
「ノンアルカリだから痛まない。」
はありえません。
痛んでないように見せるのは美容師側の腕であり、技術です。
もちろんもともとの髪質による影響もあります。
ノンアルカリのお薬は、アルカリのお薬よりも使い方によっては
ダメージを少なくすることができる可能性があるお薬です。
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浦和の美容室エナ
すべては上質のために…進化する縮毛矯正,デジタルパーマ,カラーでお手入れしやすいヘアデザインを心がけています。
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