ノンシリコンシャンプーがよくない?

「ノンシリコンシャンプーってどうなんですか?」

「ノンシリコンシャンプーは髪と頭皮に悪いのですか?」

 

 

いまだにこういった質問もありますね。シリコン(シリコーン)がよいとか、よくないの基準は一言では難しいところですが、いつも書くようにそれが目的にあっているかどうか、がとても重要なことですね。

 

 

シリコーンオイル変わりに 天然のオイルを使用する場合もあるでしょうが、天然のオイルの欠点は、紫外線や熱で酸化腐敗されやすく、それによって悪性のオイル(過酸化脂質)に変化しやすいという特長があります。頭皮が比較的はやく臭いやすいのがいい例ですね。

 

一方、シリコンオイルは、天然オイルの欠点である酸化腐敗をおこさず、そのポリマーは体内でも不活性であるために医療分野でも人工心臓などに応用されていたりもします。また、紫外線などにも強いことから肌用の化粧水やメイク製品にも多く使用されていますね。

 

シャンプーに用いても毛穴に詰まり、トラブルをおこすようなことはないというデータも花王さんから公表されています。

 

それではなぜシャンプーにシリコーンが含まれている商品があるのでしょう。それはシャンプーをはじめ、商品にはそれぞれ目的があり、シャンプーの一番の目的は髪や頭皮の汚れを落とすものですよね。そこにシリコンオイルを配合する目的はずばりダメージケアです。

 

天然オイルでは補えないことをシリコンオイルで効果的に補うだけのことです。ただし、あまりダメージがないような髪質の方にダメージ用のシャンプーをつかえば、当然オイルがつきすぎることで障害が起こります。

 

 

シリコーンの最大の特徴は髪に残りやすいということで、それは最大の欠点にもなりうる可能性もあるのですね。

 

つまり、「このトリートメントはどのくらい持つのですか?」とか「トリートメントを持たせたい」といった場合にはシリコンはとてもいい成分になりますね。

 

しかし、過度に髪の残ることでトリートメント効果を長く実感できる分、同時にカラーやパーマの障害になるうる可能性もあるということです。そしてこれはもちろん使用するシリコーンの種類やその他の成分や髪質にもよるのですね。

 

 

リンク → シリコンが髪をコーティングする?

リンク → たかがシリコン、されどシリコーン

リンク → 皮膜・ポリマー・シリコーン

 

 

 

シリコンやシリコーンと一言でいっても、その種類は膨大です。その商品にどんなシリコーンが使われているまで把握して知る人はどのくらいいるのでしょうか?

 

 

ジメチコン、アモジメチコン、シクロメチコン、メチルエーテルジメチコン、ポリシリコーン、ジメチコノール、アミドアルキルシリコーン…そろそろやめてもいいですか^^?

 

このようにシリコーンにもたくさんの種類があり、それぞれ目的や使用感が異なるのです。

 

 

また、スキャルプシャンプーやローダメージ用のシャンプーにはシリコーンが必要ないため、今までも昔からノンシリコンシャンプーが使用されています。

 

 

このようにシャンプーといっても商品にはそれぞれ目的があり、シリコンがいいとか悪いとかではなく、どういった目的で使用されているのかを判断することがとても大切です。

 

 

世の中に万能な成分や商品などありません。お薬がいい例です。使い方次第でお薬は「良薬」にも「劇薬」にもなりますね。これと同じことです。正しい知識を持つことが自身の目的にあっているかどうかに繋がります。そして、それらをふまえた上で物事を判断することがとても大切なことです。

 

イメージ戦略には気をつけましょう

 

 

それではステキなヘアライフを!

 

 

 

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