ボジョレーヌーヴォー解禁!

今年もついにボジョレーが解禁されましたね。今日はお酒の話なので20歳未満の方はご遠慮くださいね!

さて「今年の出来はどうでしょうか?」などと、毎年何かと話題になるボジョレーヌーヴォーですが、みなさんはもうお飲みになりましたか?

昨日がボジョレーの解禁日ということで、やっぱり早く楽しみたい!ということで、焼鶏処 田楽(でんがく)さんでさっそく頂いてきましたよ!

 

 

 

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ボジョレーらしいフレッシュな色味がとてもキレイですよね。それではボジョレーについての話をつまみにしながら今年のボジョレーを楽しんでいきましょう!

そもそもボジョレーって何?

ボジョレーはフランスのブルゴーニュ地方の1番南に位置する広い地域。白ワインもつくっているらしいけど、そのほとんどは赤ワイン。ブドウの品種はガメイです。ボジョレーとは、ワインの産地のことなんですね。そしてヌーヴォーは、新しいという意味です。ですからボジョレーヌーヴォーというのは「ボジョレー地方の新しいワイン」ということでしょうか。

 

ところでブドウの品種ってどのくらいあるのか知ってますか?カベルネとかメルロー、ピノノワールやシラーは有名ですが、その数は驚きのなんと約5000種類!もあるらしいです。

 

毎日飲んでも14年ちかくかかりますし、組み合わせも考えればもっとですね。全ての品種に毎日チャレンジすれば、間違いなくあなたの唇はいつも魅力的なブドウ色に…。

 

ボジョレーのこだわり

ボジョレーヌーヴォーっていうと、もちろん赤ワインのイメージが強いですよね。そもそも、その理由はなぜかというと、実は白ワインは認められていないんです。そしてそのワインの作り方にもこだわりがあります。

 

通常ワインは発酵前にブドウを潰すのですが、ボジョレーの場合は収穫したブドウをそのままタンクに入れて発酵させる方法をとっています。そうすることでブドウの重さでブドウが潰れて果汁が流れて出て自然に発酵がはじまり、タンクに炭酸ガスが発生します。そうして出来たボジョレーはみなさんご存知のように、キレイなルビー色でタンニンが少なく、独特の風味が生まれるのです。

 

ボジョレーのはじまり

フランスのボジョレー地区では、紀元1〜2世紀頃からすでにワイン造りがはじまっていたそうです。今日のように冷蔵設備がない時代に人々は自分たちの家の近くの酒造所に買いに行って楽しんでいたそうです。

1900年代中頃まではボジョレーのワインを楽しんでいたのは地区周辺の限られた人達だけでしたが、その後ボジョレーにとって運命の日を迎えることに…

 

1951年ヌーヴォー運命の日

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それは1951年のこと。フランスはワインの出荷を12月15日にするということが決められました。そんな省令にボジョレー地元民は猛反発し、フレッシュな新酒を最高の状態で届けたいと申請し、その想いは認められ、解禁日は「聖人の日」とされる11月15日に変更されました。

そうです。この年にボジョレーヌーヴォーは、めでたく誕生の瞬間を迎えたのです。

あれれ?「ボジョレーの解禁日って15日じゃないよね」ってツッコミはまだ待って!話には続きがあるのです。まずはもう1杯どうぞ!

 

日本がフランスよりも解禁日が早い訳

ボジョレーヌーヴォーが世界で注目を浴びるようになった頃、ワインの販売者は自分たちが我先に出荷しようと競いはじめます。その結果、質の悪いワインが出回るようになってしまい、せっかく世界に認められた評判を落としかねないほどにまでなったそうです。

また、フランス人は休日には働かないお国柄みたいで、解禁日が土日や祝日になってしまうと運送が出来なく、出荷がストップしてしまいます。「ボジョレー?そんなの関係ねー。そんなの関係ねー。」という某ギャグはここフランスから生まれたとの噂も…。はい。嘘です。

そんなこんなで1967年にフランス政府は、ワインの品質と物流を確保するために解禁日を再び改定しました。それが現在の11月の第3木曜日の0時なのです。いやー解禁日が決まっていることはさておき、なんせ解禁時間が0時ですから、なかなか解禁時間に楽しむことは難しいですよね。

 

ボジョレーの種類

ボジョレーヌーヴォーと一言でいっても、意外と種類は豊富ですよね。フランスのワイン法によると以下の4つの分類されるみたいです。順番はランクが上位順です。

 

クリュ・デュ・ボジョレー、ボジョレー・ヴィラージュ、ボジョレー・シュペリュール、ボジョレー

畑名、村名、地区名、地方名と覚えておくといいかもしれません。もちろん単位が小さくなっていくほど規定が厳しくなって、値段も高額になってきます。

 

ボジョレーの美味しい飲み方

ボジョレーの味はとてもフレッシュでフルーティーなイメージですよね。よくワインを飲むときはワイングラスを回して香りを楽しんで飲むことが一般的ですが、ボジョレーの場合はあまりお勧めでできません。

 

もともと香り自体が少ないことと、フレッシュな風味を味わうことを楽しむワインなので、少し回してほのかな香りを楽しむくらいが丁度いいのです。ワイングラスも大振りの物よりも小ぶりの方が良いでしょう。そしてはじめは軽く冷やして、少しづつ常温になるにつれて味も香りの変化を楽しむのもお勧めです!

 

ボジョレーと相性の良い料理

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ボジョレーはフレッシュで軽めの新酒なので、料理も薄味で軽めの料理が合います。お肉なら鳥料理。また、和食で肉じゃがとかも相性バッチリです。もちろん生ハムやサラミ、ソーセージやチーズもお勧めです。

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まとめ

今年のボジョレーはいかがでしたか。1年中飲めるわけではないので、飲むなら美味しく飲みたいですよね。だけど最終的には楽しければそれでよし!自分が好きなものと組み合わせて楽しんでいただければと思います。

 

 

http://biyobu.jp/post_lp/newcolor_news/

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