髪のダメージを気にされる方は多いですよね。
髪は第一印象の見た目の7割といわれるくらいですから、
痛んできたない髪よりも、キレイで魅力的な髪の方がステキです。
髪のダメージが気になるので痛まないカラーってありますか?
ではそもそもカラーをするとなぜ髪が痛むのか?
そしてダメージケアをしないとなぜいけないのか?
のふたつに集点をあてて今回は記事にしたいと思います。
あっ、痛まないカラーについてもですね(汗
ということで3つに集点をあてて記事にしたいと思います。
ちなみに結論からいいますと、痛まないカラーは…
|カラーをするとなぜ痛む?
まず、カラーの仕組みを理解しないといけません。カラーをする。つまり髪色を変える方法は大きく分けて3種類です。
- ブリーチして髪を明るくする方法
- 色を髪に加える方法
- 上記2つを組み合わせた方法
私たち日本人の髪の色が黒いのはメラニンによるものです。ですので髪を明るくしたい場合にはこのメラニンが邪魔です。また、キャンバスが黒いのに赤で絵を描いてもほとんど黒いままですよね。ですから、このメラニンを髪から取り除き、髪を明るくして色を加える必要があります。
「ブリーチは髪が痛む」イメージがありますよね。ブリーチという言葉が一般の方には「金髪にするアレ」ってことですよね。でも化学的に見ると髪を明るくするにはブリーチしなければならない訳です。もうここでカラーすると髪が痛む理由は理解できましたね。多くのカラー剤は髪を明るくしながら色を加える方法ですから当然金髪にしなくても髪は痛む訳です。
カラーとブリーチの検証記事 ↓
ブリーチは痛むから嫌っていっても、カラーだって繰り返せば当然痛みますよ!
ちなみにヘアマニキュアとか流行のトリートメントカラーだってアルコールで髪を少し溶かして色を入れるのでダメージ0ではないと思います。アルカリカラーのダメージとは比にならないですけど、その効果は感触剤がほとんどです。
もうひとつ。カラーは1剤と2剤を混ぜて化学反応させます。この1剤に何かを添加すると「〇〇カラー」になります。例えば、1剤にオーガニックな成分を入れれば「オーガニックカラー」。コラーゲンを入れれば「コラーゲンカラー」。1剤のアルカリ量やpHなどの配合量をかえれば「ローアルカリカラー」、「イチゴカラー」。なんでもありですね^^
実はカラー剤自体の構成は実は何も変わっていないという…だから何をしても痛むことには変わりはないのです。保湿を添加すれば乾燥はそのとき防げるでしょうし、アルカリ量は少ない方がダメージは多少減るでしょう。でも、それが目的にあっているのか?ということがカラーにおいては大切です。髪のコンディションはいいけど髪が明るくならなかったり、髪はツルツルになるけど色が入らなかったりしたら意味がないですからね。
トリートメントサロンて名前ばかりかも知れませんよ。あなたの髪は大丈夫ですか?
カラーの歴史って2000年以上前からあるのですが、普及率に比べて、このように技術の進化はわずかでしかないのが現状です。さらなる可能性はあるみたいですので、はやくより画期的なシステムが開発されることを期待します。
|ダメージケアはなぜ必要か?
ダメージケアする理由は簡単ですね。髪は自己修復力がないからです。皮膚は傷ついても生まれ変わって再生するのに対し、髪は根元から新しい髪が再生し、伸びていくだけです。痛んだ毛先は痛んだまま伸びていきます。つまり、カラーでダメージは大なり小なりおきる訳ですから、ケアしないと髪はどんどんダメージが進行します。ダメージすればするほどカラーの色持ちは悪くなり、ひどくなれば色はのらなくなります。また、傷みにより髪はぱさつき、まとまらないくなるからです。
美容室ではパーマやカラーをする際にダメージを最小限に抑えること+α。自宅では自身の目的や髪質に合わせたホームケアをきちんと行うことでカラーの色やパーマのもちがよく、まとまりやすい髪に整える必要があるのです。
ちなみに当店がカラーにおいてこだわっているプラスαのところですが、せっかく色を入れたりするのであれば、より色の浸透・発色をよくしたり、シャンプーしただけでは落ちない残留アルカリや活性酸素を除去することで髪のダメージを最小限に抑えて、カラーの色持ちをよくするように工夫しています。他にも細かいところはたくさんありますが、長くなるのであとは秘密です^^
|痛まないカラーはあるのか?
それでは痛まないカラーについてです。多くのカラー剤は髪を明るくして、色を髪の中にいれるためダメージするのですが、髪を明るくしなければ、その分ダメージは減ります。そして、色の浸透や発色を無理に促進させなければダメージはでません。その痛まないカラーはハナヘナです。ヘアマニキュアなどはアルコールと髪を酸性に傾けることで色の浸透・定着をさせるので多少の髪のダメージがでるのに対し、ハナヘナはお湯(水)で髪を膨らませて髪の中に色をいれるのでダメージがでないのです。
「ハナヘナについてはこちら」をご覧頂くとわかるのですが、ヘナ(オレンジ)とインディゴ(ブルー)の組み合わせで色味は多少調節できます。記事にはないですがインディゴをうまく使えばアッシュ系にもなります。
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|まとめ
いかがでしたか?ハーブカラー(ハナヘナ)をうまくつかえば髪にダメージをさせないことも可能です。ただし、その特長から目的の色がはたしてだせるのか?ということと、所要時間が不明であることなどの問題もあるのですね。そう考えると人工的な染料の素晴らしさも理解できます。
いつも書くことは同じなのですが、
薬剤は目的に合わせて正しく使ってこそ、その効果を最大限に発揮します
つまり、絶対にハナヘナじゃなきゃダメってことでもないのです。条件があえば、髪をダメージさせないカラーもできるということです。条件が合わなければ、ダメージを最小限にするカラーを行うことが髪には大切です。
・髪のダメージが気になる、カラーチェンジしたいって方 → ハナヘナがオススメです!
・髪を明るくしたい場合、ハナヘナを使えない場合 → ダメージを最小限に抑える施術にすること
それではステキなヘアライフを!
浦和の美容室エナ
すべては上質のために…進化する縮毛矯正,デジタルパーマ,カラーでお手入れしやすいヘアデザインを心がけています。
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