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「乾燥=ダメージ」じゃない、「壊れかけ」なの!

「最近、髪がパサついて広がるのよね〜」
「オイルつけても、すぐに乾いちゃう…」
そんなあなた、髪の“壊れかけサイン”を見逃してるかもよ〜?
いい? “乾燥=ただのダメージ”って思ってる人、多すぎなのよ。実はね、「水分を保てなくなった」ってことは、もう髪の内部構造が崩れてきてるってことなのよ。それってつまり壊れかけ!
「髪=素材」として見るとわかること
髪の毛も、服や木材や革と同じで「素材」なの。で、素材って乾燥するとどうなる?
- パリパリに乾いた革 → ヒビ割れる
- 長年使ってなかった靴 → ソールがボロッと剥がれる
- 古い本 → パラパラめくるだけで破れる
そう、水分が抜けると壊れるのよ。
髪の乾燥は、ダメージの“はじまり”じゃない
→ “終点”かも!?
髪のパサつきって、「ちょっと乾燥しただけ」「表面が乱れただけ」だと思ってない?でもね、それはもう内部の構造が崩れはじめてるサインなのよ。
水分を保持する力が弱まる
↓
CMC(細胞膜複合体)やケラチン構造がズレたり壊れたり
↓
ダメージ補修しても、中が空洞になっていたら意味なし!
こんな症状は、すでに“構造崩壊の始まり”
- 乾かしたのにすぐに広がる
- トリートメント直後はしっとり→1時間後にはパサパサ
- 触るとザラつく・ゴワつく
- 髪が軽く感じる(中がスカスカ)
つまり「乾燥=ちょっとした不調」じゃなくて、「髪が水分を保てない=壊れかけの構造になってる」ってことなの!

破壊理論とは?
髪も素材。乾くと折れる、その理由
「壊れる」って、どういうこと?
今日はちょっと真面目にいくわよ〜。「乾燥=ダメージ」ってよく言うけど、その裏には実は“破壊理論”という、材料工学の視点が関係してるのよ。
素材は、水分で“しなやかさ”を保っている
たとえば…
- パンも、焼きたてはふわふわでも乾くとボロボロ
- 木材も、乾燥しすぎるとヒビが入る
- 革製品も、湿度を失うとバリバリにひび割れる
これ、全部「素材が壊れていく典型例」なのよ。素材ってね、水分があることで“しなる・耐える・つながる”の。髪も同じよ。水分が抜けると、しなやかさを失い、構造がもろくなるのよ〜!
髪の“壊れポイント”はどこ?
髪は3層構造でできてるの。ざっくり言うと髪の外側のキューティクルは鎧やバリアのようなもの。髪の内側のコルテックスは水分や栄養のタンクみたいなものよ。でも実は…この中で水分を保持してるのは「コルテックス」と「CMC」。
この部分が乾くと、ケラチン繊維がパリパリに、CMC(脂質+水分の通り道)が崩壊、しなやかさゼロ → いずれ切れる・裂ける。
水分がないと「応力」に耐えられない!
風が吹く→ 髪がなびく→ 引っ張られる→ ポキッ
…って、たとえばそのくらいの軽い刺激でさえ、水分が不足している髪には“破壊ストレス”になりうるの。しなやかであること=ストレスを受け流せる素材であること。乾いた髪は「ガラスのような繊細素材」になってしまうのよ〜!
美しい髪ってね、“強い”んじゃなくて“しなやか”なのよ。水分があることでしなるし、耐える。それがなくなったら、どんなにいいトリートメントしてもバリバリに折れちゃうの。

髪の内部構造と水分保持のしくみ
パサパサの髪にオイルつけてるだけじゃ、ダメなのよ〜!まずは“水を貯められる体(髪)”にしなきゃ意味ないの。
髪の内部はこうなってるのよ〜!
髪は、実はただの「1本の繊維」じゃないの。構造的には、中がスカスカな“ストロー”に例えられるのよ。そしてそのストローの中には…
- コルテックス(髪のメイン構造)
→ 水分やタンパク質がたっぷり含まれていて、しなやかさを生む。 - CMC(細胞膜複合体)
→ 水分や油分の“通り道”&“のり付け”みたいな役割。 - メデュラ(中心部の空洞)
→ 詳しいことはまだわかっていない。
水分が保持されるメカニズム
水が髪に留まるには、構造と素材の両方の健全さが必要なの。
✅ 水を“貯める”素材=コルテックス
ダメージを受けるとスカスカになり、保水力がゼロに…!
✅ 水を“つなぐ”接着剤=CMC
アイロン・カラー・パーマなどでCMCが壊れると、水分の通り道が遮断!
構造が崩れるとどうなる?
- 水分が内部まで届かない
- 入れてもすぐ抜けてしまう
- 保湿しても「効いた気がしない」状態に
つまり、水を与えるケアだけじゃダメ。“水がとどまる仕組み”=構造を整えるケアが必要ってこと!
トリートメントの効果が持続しないって人、多いのよね。でもそれ、「髪が水分を保持する力」を失ってるのが原因かもよ?水を受け入れる“土壌”が整ってなきゃムダなのよ〜!

乾燥が進むと髪内部で起きる“空洞化”とは
「髪がスカスカする気がする…」「ゴワついて広がる…」
それ、ただの“乾燥”じゃないのよ。中身が壊れてるサインかもッ!
実は怖い、“髪のゾンビ化”現象!?
健康な髪って、タンパク質・脂質・水分がぎっしり詰まって、重みとしなやかさがあるの。
でもね、それが減っていくとどうなると思う?答えは…中身スカスカ!つまり「空洞化」よ!!
空洞化が起こるとこうなる!
- 髪の中心やコルテックスが破壊され、空気の層ができる
- 内側の空洞により、光の乱反射でツヤが消える
- 水分や成分を補ってもすぐ抜ける=ケアの“抜け感”がエグい!
なんで空洞ができちゃうの?
主な原因は、ヘアアイロン、ブリーチによる高温や強アルカリで髪のタンパク質が壊れる。紫外線が髪の構造を破壊。過剰な摩擦が髪の表面のキューティクルを破壊するだけではなく内部まで蓄積されて、慢性的な乾燥によって髪の組織が崩壊しちゃう。
「空洞化」って、“枯れたお花”と一緒。どれだけ水かけても、茎がスカスカじゃ吸えないのよ〜!ケアが効かないのは、構造が壊れてるせいかもって知っておきなさい。

水分を『与える』前に、『抱え込む力』を復活させて
せっかくトリートメントしてるのに、なんで次の日にはまたパッサパサ!?それ、水分を保てない“壊れかけヘア”のせいかもよ〜ッ!
乾いたスポンジに水は溜まらない!
髪も肌もね、中が壊れてると水分を“保持”できないの。いくら上から与えても、留まる場所がない=すぐ蒸発 or 流出!だからね、まずやるべきは
【水分保持力】を回復するケア3か条!
- タンパク質(ケラチン)で“構造”を立て直す
→ 活性ケラチンで髪の骨組みを修復! - CMC補修で“水分の通り道”をつなぐ
→ セラミド・脂肪酸・コレステロールなどで脂質バリアを復活! - 保水力の高い成分で“抱え込む”
→ ヒドロキシエチルウレア・アミノ酸・糖類などがGood!
水分ってね、ただの“水”じゃダメなのよッ!「潤いが逃げない家」を作ってあげないと、お金と時間のムダ!髪の中に水が住める部屋=ケラチンのベッドルームを用意しなきゃね!

まとめ:保水は、“壊さない”ための最強バリアよ!
さ〜て、ここまで読んだアナタ。もう「乾燥=ちょっとパサつく」なんて甘い考えは卒業ね。実際はね、髪の水分が失われる=構造そのものが崩れはじめてるってこと。それってもう、“壊れかけ”よ。
髪の内部は、
- ケラチン(タンパク質)
- CMC(脂質+水分の通り道)
- そして保水のための水分保持成分
このトリオが揃って初めて、“美しい髪”が成立してんの。だからこそ、保水って「見た目」の話じゃなくて、「構造」の話なのよ。髪はね、「乾くと壊れるの」。だからアナタのケアは、ただの保湿じゃダメ。“守って・入れて・組み直す”の3ステップ!もう、壊れかけの女なんて言わせないわよ〜!
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