メテオコネクター、メテオストレート、メテオカラーとは

メテオカラー、メテオストレート

メテオコネクター、メテオストレート、メテオカラーって知ってますか?なんか凄い流行っているみたいですね。

メテオストレート、メテオカラーって何?

メテオストレートって、要はメテオコネクターって商品の話。で、これを応用した縮毛矯正が要はメテオストレートです。インナー系の処理剤で縮毛矯正以外でも、例えばカラーやパーマなどにも使えますね。そうするとメテオカラー、メテオパーマになるんですね。

どんな効果があるの?

毛髪強化として、活性ケラチンでハリコシ強化。アミノ酸で保湿。ファイバーハンスで水素結合強化。尿素誘導体でしなやかさと水分量の増加。アミノエチルコハク酸ジアンモニウムで架橋。

簡単にいうとしなやかな保湿効果があると思ってもらえればいいでしょうね。ただ外部の保護には少し物足りないと思いますね。こういったトリートメントは単品で見るものではなくて組みわせて使いこなすものです。

簡単な使い方

家でもインバストリートメントなどに混ぜて使うのも面白いと思います。あるいはヘアクリームに少量添加。ミストなどにも少量添加。基本10倍から20倍希釈なのでお持ちのトリートメントに適量添加する感じですね。

アミノエチルコハク酸ジアンモニウムが面白い原料なんです。これは毛髪架橋剤として働き、要は髪を強化するってことだけど、原料自体が濃度が薄いので、その効果って商品化すると更に他の成分で薄くなるので、本来の効果ってあんまりよく分かりづらいっていうのが本音です。通常は10倍から20倍に希釈して使用するものなので尚更ですね。原液で使った方がわかりやすいと思います。

縮毛矯正で使用するなら

例えば、1剤塗布前に使用すると毛髪内部の保護として働きます。活性ケラチンを補給することで毛髪内部のタンパク質強化になるので髪のダメージを抑えながら癖を伸ばしていくことに繋がります。あるいはダメージしている毛先などに対しては、毛髪内部に活性ケラチンを補うことでジスルフィド結合を増やす役割をします。

ジスルフィド結合とは、髪内部の重要な結合であり、この結合が髪をストレートにしたり、あるいはパーマをかけたり、そして髪の癖もこの結合によるものです。髪がダメージしてこの結合が壊れて、少なくなっている訳なので、それを効率的に補うには活性ケラチンが有効的に働きます。

髪質改善トリートメントなどで使用するなら

メテオコネクターは基本髪内部強化アイテムなので、髪質改善トリートメントとして使用するのであれば、メテオコネクターで内部補修、他のもので外部補修、その後に更にこれらを固めるものをつければ持続性も高まります。うちでやるとこのように使います。しかも原液で使用するサロンは多分少ないでしょうね。高いんで(汗)

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メテオコネクター

ただ、この活性ケラチンは実は活性していない状態なので、活性化させなければいけません。活性化条件は色々ありますが、縮毛矯正などに使用する還元剤が主流です。先に活性ケラチンを活性化させておいて、髪に塗布し、髪の中で再結合させれば、元気なのない髪が再びしっかりしてくるという仕組みです。アミノエチルコハク酸ジアンモニウムがどこまで作用するのかがヒントです。

簡単にわかりやすく説明したつもりですが、少し難しいかもしれません。何かの参考になれば幸いです。

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一人ひとりに似合わせたデザインや再現性はもちろんですが、今まで髪質やダメージであきらめていたデザインもお任せください。不可能を可能にする技術を研究し、日々切磋琢磨してます。毎日が「ワクワク」するような、そんな「幸せの種」をたくさんまくことが僕の使命です。一緒にたくさんの「華」を咲かせましょう!