はじめにいっておきますが、
ツヤは光の反射がほとんどです。
|デザインのツヤ
つまり、パーマスタイルよりはストレートスタイルの方が
髪のツヤ感はだしやすいです。
デザインでも見た目のツヤ感は変わるということです。
CMを見れば一目瞭然ですね。
ほとんどの髪のCMで起用されているモデルさんのヘアスタイルはストレートなヘアデザイン。
○ンテーンのCMとかわかりやすいですね。
ビフォアーは面が整っていないのに対して、アフターはキレイにブローされてます。
しかもCG処理までして更なる演出効果もしてあります^^
カールスタイルならコテで巻いたような面のあるスタイルである必要があります。
つまり、デザインでいえば「面構成のあるスタイルがツヤ感がだしやすい」ということです。
かるめのレイヤースタイルよりは、
おかっぱのワンレングスの方がツヤは感じやすいのです。
ではもともと髪がもっているツヤはどこからきているのでしょうか?
|外部のツヤ
外部は皮脂です。
毛根からでる皮脂が髪をつたわり、根元から毛先にむかって皮脂を運ぶ性質を髪は持っています。
ではダメージした髪はどうでしょうか?
髪はダメージするとその皮脂を運ぶ18-MEA(18メチルエイコサン酸)という
髪の表面にある成分がなくなってしまいます。
つまり、皮脂を毛先に運ぶことができなくなってしまう訳です。
だからダメージしている毛先ほど髪にはツヤがでないのですね。
毛髪科学的トリートメントの多くには必ずといっていいほど、
この18−MEAが含まれているはずです。
でも、この18-MEAがなくても簡単にツヤはだせるんですよね。
そうです。シリコーンなどの油性分です。
皮脂というアブラを運ぶことが出来ないなら、自身でつけて手助けすればいいということです。
シリコーンやカチオンポリマーは優秀で感触向上効果もあるから人気ですね。
頭皮がすぐ臭いやすいように、皮脂や天然のオイルは酸化されて劣化するのに対して、
シリコーンは酸化されにくいという優れた性質も兼ねそろえているのです。
でもアブラのようなものなので髪につきすぎているとカラーやパーマの障害になるってことです。
シリコーンに限らず、ポリマーなども同じですね。バランスが大切です。
髪のツヤは仕組みさえわかれば簡単にでます。
上記の動画は魔法のトリートメントをつけて、
アイロン180度で頑張って仕上げて… ません。
18-MEAつけてブローローションをつけてただブローしただけです。
トリートメントなんて頑張ってしなくても髪のツヤは簡単に取り戻せますね。
|内部からのツヤ
次は内部です。
髪はダメージすると髪の中にダメージホールという穴が無数に存在します。
穴がボコボコ髪の中に空いていると、光の反射が起きにくくなります。
髪のおしゃれにダメージはつきものですが、できるだけダメージの少ない施術やお手入れが重要ですね。
また避けてとおれないのが加齢によるものです。
歳を重ねるにつれて体調や肌質が変化するように、髪質も変化します。
毛髪内のコレステロールの現象などで髪のツヤと強度が低迷し、髪のツヤ以外にも今までなかった髪のクセがでてきて、広がりやうねりがでてきます。
トリートメントも重要ですが、ヘッドスパや頭皮のマッサージも重要で、
身体の循環も実は健康でキレイな髪につながっているのですね。
|まとめ
ツヤというのは「デザイン」「髪の外部」「髪の内部」すべてから成り立っています。
一番簡単に効果を感じやすいのは「外部とデザイン」です。これらは光の反射ですぐにだせます。しかし、本質を大事にしないといけません。髪の土台となるのは身体の中からです。健康な髪は健康な身体から生まれてくるのはいうまでもありません。
デザインで形をキレイにして、ヘッドスパなどで毛穴をキレイな土壌を育み、身体の循環を通して次に生えてくる毛髪の栄養を促進させることがとても大切なことです。
浦和の美容室エナ
すべては上質のために…進化する縮毛矯正,デジタルパーマ,カラーでお手入れしやすいヘアデザインを心がけています。
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