乾燥が気になる時期になりました。朝起きると喉が渇ききってます。
はい。それは飲みすぎです(汗)
目次
ヘナをすると髪がきしんで痛みがでた!
ヘナも色々あることは前にお伝えしましたが、伝えきれていない部分もたくさんあります。今日はもう少しハナヘナについて掘り下げます。
ヘナをするときしむ理由
髪はダメージすると親水性といって油が嫌いになります。つまり、トリートメントなどのオイル成分も嫌いになるのでトリートメントの効果が悪くなります。ヘナは髪を疎水性にするチカラがあります。疎水性は親水性と真逆でアブラと相性がよく、なじみやすい。つまり、「オイルが好きになる=トリートメントの効果がだしやすい」となります。
美容室でトリートメントやカラーとしてヘナをする場合、色味補充、ダメージ予防または改善、修復なんでもいいのですが、一番の問題は、すでにダメージしている髪に対するアプローチです。
健康な髪はもともと疎水性が強く、髪の中にも外にも適度な油分が含まれています。しっかりしているけど柔軟性も持っている理想的な状態です。かたやダメージ毛は乾燥してぱさついていますよね。髪の中も外も、もともと持っているオイル成分が減少し、ガサガサです。これは髪の成分のほとんどがタンパク質でできているからです。爪もタンパク質でできています。爪は硬いですよね。つまり、髪も柔軟なオイル成分がないと硬くなるのです。
ヘナには収斂といって、髪を引き締める効果があります。髪の中に柔軟なオイル成分(脂質)がないままヘナをすると、タンパク質がギュッとしまり、より一層髪が硬くなってしまうのですね。この現象はヘッドスパなどで使用する炭酸泉なども同じことで、アルカリに傾いているダメージした髪にそのまま炭酸泉をすると髪が引き締まって、きしみます。
ヘナのきしみはとれない?
髪はもともと水分調節機能を持っていて、健康な髪は水に濡らすとキューティクルが開いて、水分を髪の中に取り入れ、乾かすと水分が徐々に飛んでいき、髪の中の水分量が11〜13%になるとキューティクルが閉じて髪の中に水分を閉じ込める機能を持っています。
ヘナはダメージホールを埋めることで髪を疎水性にします。痛んだ髪は水分調節機能がこわれていますので、髪を乾かすとぱさつきますが、ヘナを繰り返すことで徐々にダメージホールを埋めて、髪が本来持つ水分保持機能を取り戻すことでしなやかな風合いになります。つまり、1回するよりも2〜3回と繰り返すことが必要なのです。
きしみがでることはいいこと?
痛んだ髪はシャンプーするときしみますね。そして乾かしてもきしんでいますね。でも、健康な子供の髪を想像してみてください。子供の髪はシャンプーしたあとはきしんでいますが、乾かすとサラサラです。使うシャンプーによってはトリートメントしなくてもツヤサラです。
この違いは「髪がしっかりしているかどうか」ということです。
先ほどダメージ毛は水分調節機能やオイル不足でガサガサになっていることがわかりましたね。子供のような健康な髪は、これらの機能がしっかりしているため乾かせばきしみはなくなるのです。つまり、きしみには「いいきしみ」と「わるいきしみ」があるということです。そしてそれは、「髪をかわかせばわかる」ことなのです。
ヘナを繰り返して徐々に髪を疎水にすることで、濡れている時も乾かした時も髪がしっかりしていることを体験してください。
きしみをださない方法
髪がよくなっているとはいえ、きしむのは嫌ですよね。きしむのが好きって方はかなりのマニアです^^;
これはヘッドスパでダメージ毛に炭酸泉を使用するときや、自宅でヘナをする方にも役立ちます。
痛んだ髪はオイル不足で、そのままヘナで髪を引き締めるからきしみが強くでる訳です。ですから、ヘナやヘッドスパで炭酸泉などをする前に、髪にオイル成分を先に浸透させておけばいいのです。または、ヘナに直接ホホバオイルなどを混ぜてから髪に塗布すればいいのです。簡単なことですね。
髪の中に先にオイル成分(脂質など)をいれておくことでオイルがクッションの役割をして、髪を引き締めても、引き締めすぎない、つまり、硬くなりにくい=きしみにくい、ちょうどいい風合いの髪になるのです。自宅などでヘナをする前にトリートメントなどを先に塗布してからヘナを塗ってもきしみがかわらないのであれば、そのトリートメントは髪に浸透する成分が入ってないという目安にもなります。
他にもトリートメントで髪を柔軟にするものなど、色々あります。
ヘナが好きじゃない。でもダメージは気になる
ヘナの欠点は色がついてしまうことです。このオレンジ色がつくのが嫌な方には「アワル」がおすすめです。ヘナと似たような感じで髪をしっかりケアできます。色はつかないとの情報もありますが、うっすらつきます。でもご安心下さい。うすすぎて多分わかりません。白髪が多い方ならその色は感じられるかもしれません。
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まとめ
ヘナをするときしむのは「きしむ理由」があるからです。そしてきしみには「いいきしみ」と「わるいきしみ」があります。もし、きしみが気になるならそれを回避する方法もあるのです。理由を知れば解決策はいくらでもでます。情報をただしく整理し、自身の理想的な髪になれることを願います。
それではステキなヘアライフを!
浦和の美容室エナ
すべては上質のために…進化する縮毛矯正,デジタルパーマ,カラーでお手入れしやすいヘアデザインを心がけています。
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