クセの悩みは女性だけではないですよね。男性だってクセで悩んでいる方はたくさんいます。日本人の7割はくせ毛です。クセの種類は様々なのでデザインや髪質によっては縮毛矯正やストレートパーマをする必要はありません。
一般的に縮毛矯正はクセが強かったり、クセが気になる方がかけるイメージがあると思います。私的な考えですが、縮毛矯正はブローやセットするお手入れを楽にするための髪質コントロールのためにあると思っています。つまり、ダメージしてまとまらない方や他店で失敗して髪がチリチリになってしまった方も対象になります。それでは本日は男性のための縮毛矯正です。
男性の縮毛矯正ってどんなイメージがありますか?
縮毛矯正のイメージってやっぱりペッタンコ。当然 癖を改善するのでかけないよりはボリュームはダウンします。ただあまりにも不自然でいかにも縮毛矯正をかけてますって感じの方が多くないですか?癖をまっすぐにするんだから当然といえばそうなんですが…当店はひと味違いますよ!
ビフォアー
それではまずビフォアーというか途中経過の写真です。
途中までアイロンしてあります。こういったクセだと、縮毛矯正をかけていないと大変そうですね。
男性の縮毛矯正で意識しなければならないこと
写真で、すでにアイロンをかけてあるところはどこだかわかると思います。これは男性の縮毛矯正だけではなく、縮毛矯正をかける全ての方にいえることですが、アイロン時に毛先をこのようにカールさせることが一番のポイントです。
ただし、女性の場合は髪をあまり切らない(カットしない)方が多いので毛先を何度も処理する必要がない(縮毛矯正の薬を使わないで毛先は薬をはじくようにガードしたりします)のに対し、男性はカットすることがほとんどですので、毎回毛先まで薬を使うことになります。つまり、毛髪診断がきちんとできないと毛先はチリチリになりやすいので注意が必要です。
そして写真ではわからないのですが、ペッタンコになりすぎる原因はアイロン時に毛髪をつぶしてしまっているからです。アイロンで髪をつぶしてストレートにしてしまうと昔の女子高生の後ろ姿みたいになってしまいます(わかる人にはわかると思います)。
アフター
それでは仕上がりです。
とても自然なスタイルです。縮毛矯正をかけているといわれなければわからないかも知れません。シンプルだけど見えないこだわりってこういうことだと思います。
施術全般にいえること
今世間では、傷みが少ない弱酸性のパーマ液だとか、新しいパーマの機械エアウェーブが登場しました!とか、つい薬や機械ばかりに目がいきがちです。しかし、本来デザインは人の手で創るものです。つまり、結局大事なのは技術力(デザイン)です。道具や薬剤はデザインをつくるためのツールでしかありません。今回の記事を見ればわかりますね。縮毛矯正のポイントは薬よりもアイロンのテクニックです。 もちろん使いやすい薬剤や機械などはあったほうが便利です。
それではステキなヘアライフを!
浦和の美容室エナ
進化する縮毛矯正,デジタルパーマ,カラーでお手入れしやすいヘアデザインを心がけています。
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