女性らしい曲線のデザインと再現性の高さ、そしてアレンジ。パーマにも様々な要素があります。パーマも奥が深い技術ですが、カットとの組み合わせが大切です。なぜならパーマは髪を曲げて動きをつけるです。カットでそもそも動きがつきづらいデザインであるならばパーマを活かしきれません。
当店のパーマの特徴
私たちが提供するパーマは、「デザイン性」「再現性」「アレンジ」「持続性」「質感」です。
デザイン性
冒頭で述べた通り、パーマを最大限活かすのはカットです。極端な話ですが、カットさえきちんとしてあればパーマはおまけのようなものです。よくあるヘアカタログのパーマデザインは、ほぼほぼコテで巻いたようなセットがほとんどでパーマとは言い難いことが多いです。本来動きをコントロールするのはカットで、しっかりとしたそのベースがなければパーマの最大限の効果を発揮することは難しくなります。
再現性
「パーマはかけたけどうまくスタイリングできない。」そんなことはありませんか?その理由もカットかもしれません。パーマは髪に動きを出す技術ですから、そもそもカットで動きがつかないようなデザインであればパーマもうまくセットできません。
アレンジ
うまくセットできない理由の1つがカットと何回も書いていますが、セットが苦手という方もいるでしょう。だけど安心してください。当店のパーマは乾かし方、使用するスタイリング剤などでアレンジができるように計算されています。時短セットテクニックもありますので忙しい日でも簡単にセットできるようになるでしょう。
持続性
当店のパーマは縮毛矯正と同じ理論でおこないますので持続性が高いという特徴があります。一度かけたら完全にとれるということはほとんどありません。巷ではパーマ戻しのスタイリング剤もありますが、それも必要ありません。
質感
デジタルパーマの機械を使用してパーマをかけていきますが、デジタルパーマの理論は使いません。デジタルパーマの理論は熱で髪を乾燥させる工程がありますが、この時の温度では髪が硬くなりやすいからです。もちろん熱温度が高い方がパーマのかかり具合は良いかもしれませんが、それではいい質感は生まれません。
使用する還元剤(パーマ剤)と徹底した温度管理でパーマをかければ、高温でかけなくても充分パーマはキレイにかかります。それがいい風合い、つまり質感の良いパーマに仕上がる理由です。
パーマのかかる仕組み
パーマは髪の中の様々な結合を切り離して再結合し、曲線を形成する技術です。そしてその主軸となるのがシスチン結合です。このことから髪の中のシスチンが元々少ない髪はパーマがうまくかからない原因となります。またそのシスチンを減らしている可能性はヘアカラーによるシスチンの減少が考えられます。
以下のヘアカラーの記事が参考になります。
パーマをかける主成分となるシスチンが元々少ない髪は細い髪質の方が多いです。血行不良、タンパク質不足などが考えられます。また髪の伸びる速度も遅い方が多いように思えます。髪はデトックス機能の役割も果たしています。ですのでそういった方は生活習慣の見直しが大切となります。
話を戻すとパーマは1剤でシスチン結合を分解しシスティンにして、2剤で再びそのシスティンをシスチンにするのがベースです。シスチン結合はS-S結合とも呼ばれ、S-Sが1剤でSとSになり、2剤でSとSが結合してS-Sに戻る。この時ロットに巻けばカールやウェーブになり、まかなければストレート。昔ストレートパーマも板に貼り付けていたのもこの仕組みです。
ここで縮毛矯正をかけている方はわかると思うのですが、縮毛矯正はアイロン処理を薬剤の間に挟みます。つまり先ほどのシスチン結合(S-S結合)だけではキレイなストレートにするのは難しいからです。シスチン結合以外の水素結合、共有結合など、髪の結合をコントロールすることが大切です。
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