縮毛矯正とカラー、同時にして大丈夫?
「縮毛矯正とカラーは、一緒にやらない方がいい」
そんなイメージを持っている方は、とても多いと思います。
実際に、傷みそうで怖い。色が抜けたり、ムラになりそう。以前、同時施術で失敗したことがある。という不安の声もよく聞きます。
だからこそ、「縮毛矯正とカラーは別日にするもの」と思われているのも無理はありません。
ですが実は、やり方と設計を間違えなければ、同時施術は可能 です。
問題なのは「一緒にやること」そのものではなく、
✔ 薬剤の選び方
✔ 施術の順番
✔ 髪の状態の見極め
✔ 内部補修を含めた工程設計
これらがきちんと考えられているかどうか。
美容室エナでは、縮毛矯正もヘアカラーも“髪を変える施術”ではなく、“髪を整える施術” と考えています。
無理に伸ばさない。無理に染めない。その上で、必要な処理だけを重ねる。
だからこそ、「同時にやったのに、硬くならない」「色も質感も、どちらもきれい」そんな仕上がりを目指すことができます。
目次
なぜ一般的に「同時施術はNG」と言われるのか

(実は“順番と設計”の問題)
縮毛矯正とカラーの同時施術が「危険」「やらない方がいい」と言われる理由は、同時にやること自体が悪いのではありません。
多くの失敗は、髪の状態が不均一なまま縮毛矯正に入ってしまうことから起きています。
カラーのムラ=薬剤反応のムラになる
ヘアカラーにムラがある髪は、明るい部分・暗い部分・既染部と新生部でアルカリ耐性・還元反応の出方がすべて違います。
この状態で縮毛矯正を行うと、
- 伸びるところと伸びないところが出る
- 反応しすぎる部分が出る
- 結果として質感にムラが出る
つまり、ヘアカラーのムラは、そのまま縮毛矯正のムラに直結します。
縮毛矯正は「土台」が不安定だと成立しない
縮毛矯正は、還元・熱・酸化という工程で、髪内部の状態を一度リセットして再構築する施術 です。
そのため、髪の明度がバラバラ、ダメージレベルが揃っていない、内部の水分・脂質バランスが崩れている。
こうした状態のまま進めると、どれだけ丁寧にやっても 安定した結果になりません。
「先にカラーを整える」という考え方
ここで重要なのが、先にカラーを均一化させることで、縮毛矯正の“反応の土台”を整えるという発想です。
- 色ムラを整える
- アルカリ耐性を揃える
- 内部状態を一度安定させる
これにより、
→ 縮毛矯正の反応が読みやすくなる
→ 薬剤の塗り分けが正確になる
→ 伸びムラ・質感ムラが出にくくなる
というメリットが生まれます。
同時施術が失敗する本当の理由
一般的に失敗しやすいのは、
- カラーと矯正を「別メニュー」として考えている
- 順番や役割を整理せずに進めてしまう
- 内部を整える工程が入っていない
こうしたケースです。
結果として、
- 髪が硬くなる
- 色が抜ける
- ストレートが定着しない
というトラブルが起こり、「同時施術はNG」と言われてきました。
ここがポイント
同時施術が難しいのではなく、“整っていない髪に縮毛矯正をしてしまうこと”が難しい のです。
美容室エナが「カラー同時OK」と言える理由

縮毛矯正とカラーを同時に行うために最も大切なのは、「一緒にやること」ではなく、「どう組み立てるか」 です。
美容室エナでは、ヘアカラーと縮毛矯正を別々の施術として考えず、1つのデザイン施術として設計 しています。
理由1:先に「カラーの均一化」で縮毛矯正の土台を作る
カラーにムラがある髪は、そのまま縮毛矯正をすると薬剤反応にもムラが出ます。
そこでエナでは、明度差・・既染部と新生部の差・履歴によるダメージ差を見極め、先にカラーで状態を均一に整える という考え方を採用しています。
これにより、
→ アルカリ耐性が揃う
→ 還元反応が読みやすくなる
→ 薬剤の塗り分け精度が上がる
縮毛矯正にとって、非常に安定した土台 を作ることができます。
理由2:縮毛矯正を「伸ばす施術」ではなく「整える施術」として設計
エナの縮毛矯正は、クセを無理に伸ばすためのものではありません。
- 髪内部の歪みを整える
- 形状を安定させる
- 質感を残す
この考え方をベースにしているため、ヘアカラーと重なっても負担が増えにくい設計になっています。
強い還元・高温アイロンに頼らないという点も、同時施術を可能にしている大きな理由です。
理由3:弱酸性〜中性〜弱アルカリ領域での全体コントロール
髪がアルカリに傾きすぎると、
- キューティクルが開きすぎる
- 水分・脂質が流出する
- 色も形も不安定になる
エナでは、弱酸性〜中性〜弱アルカリ領域を軸に施術全体をコントロール しています。
これにより、
- カラーの発色が安定
- ストレートの質感が柔らかい
- 同時施術でも硬くなりにくい
という結果につながります。
理由4:内部補修・CMC補給を“施術の途中”に組み込む
縮毛矯正とヘアカラーを連続で行う場合、重要なのは 施術後のケアではなく、施術中の安定 です。
エナでは、内部タンパク補修・水分保持力の回復・CMC(脂質)の補給を、縮毛矯正とカラーの“つなぎ目”に必ず入れます。
これにより、
→ 髪内部が一度安定
→ 次の工程に影響を残さない
→ ダメージの連鎖を防ぐ
同時施術でも、ストレートとヘアカラーの両立が可能になります。
理由5:同時施術できないケースも正直に判断する
すべての髪に同時施術をすすめるわけではありません。
- ブリーチ毛
- 極度のハイダメージ
- 直近で強い矯正履歴がある場合
こうしたケースでは、無理に同時施術は行いません。
「できる・できない」を正直に判断することも、結果的に髪を守ることにつながると考えています。
エナの同時施術の考え方まとめ
縮毛矯正とカラーを同時に行うために必要なのは、
✔ カラーで土台を整える
✔ 伸ばしすぎないストレート設計
✔ 内部を安定させながら進める工程
“順番・役割・内部設計”が揃っていれば、同時施術はリスクではなくメリットになります。
こんな方におすすめ

「縮毛矯正もカラーも必要だけど、正直、髪への負担が心配…」
そんなお悩みを感じ始めるのが、ちょうど 40代・50代 です。
美容室エナのヘアカラー同時OKの髪質改善デザイン縮毛矯正 は、以下のような方に特におすすめです。
白髪染めを定期的にしている方
- 白髪染めの回数が増えてきた
- 色ムラ・パサつきが気になる
- カラーのたびに髪が弱くなってきた
白髪染めは、気づかないうちに髪内部の体力を奪います。
「カラーで状態を均一化 → 形を整える」という設計だからこそ、白髪染め世代の髪にも対応できます。
縮毛矯正とカラーの周期が合わない方
- カラーのタイミングと矯正のタイミングがズレる
- 何度も通うのが大変
- 時間も体力も負担になる
同時施術が可能なため、来店回数・施術回数を最小限に 抑えられます。
年齢とともに髪が扱いにくくなってきた方(エイジング毛など)
- うねりが出てきた
- 表面がふわふわ広がる
- ツヤが出にくい
- ストレートしても戻りやすい
これらは「クセが強くなった」のではなく、エイジングによる内部変化 が原因のことがほとんどです。
伸ばしすぎない設計だからこそ、自然で若々しい質感を保てます。
強い縮毛矯正に抵抗がある方
- ピンピンにしたくない
- 硬くなるのが嫌
- 不自然なストレートは避けたい
エナの施術は「真っ直ぐにする」より「自然に整える」 が目的。
毛先の丸みや柔らかさを残し、年齢に合った上品なストレートを目指します。
忙しくても髪をきれいに保ちたい方
- 毎日のアイロンを減らしたい
- 朝のスタイリングを楽にしたい
- 清潔感・若々しさを保ちたい
時間が経っても扱いやすいため、日常のストレスが大きく減ります。
このメニューが合わない可能性がある方
- ブリーチ毛・ハイダメージ毛
- 髪が極端に細く、体力が残っていない場合
※ 状態によっては別の施術をご提案することもあります。
Before|カラー履歴がある髪の特徴

こちらが施術前の状態です。写真だけを見るとヘアカラーの色ムラは分かりづらいかもしれませんが、実際には縮毛矯正とカラー同時施術が難しくなりやすい要素が複数重なっている状態 でした。
半年以上前の縮毛矯正履歴が残っている
全体に、半年以上前の縮毛矯正履歴 が残っており、
- 伸びきっていない部分
- 効きが弱くなって戻り始めている部分
- 履歴として残っているが安定していない部分
が混在している状態です。
このような髪は、見た目以上に内部の反応差が大きいため、施術設計を間違えると伸びムラや質感ムラにつながります。
セルフカラーによる色ムラ・明度差
今回の髪は、セルフカラーの履歴による色ムラ が見られました。
- 明るくなっている部分
- 暗く沈んでいる部分
- 染料が入りすぎている部分
これらが混在していると、髪のアルカリ耐性・薬剤反応の出方が揃いません。
つまり、カラーのムラ=縮毛矯正の反応ムラになりやすい状態です。
ダメージムラがあり、髪内部が不安定
写真では分かりづらいですが、
- 触るとザラつく部分
- 乾燥して広がりやすい部分
- 比較的落ち着いている部分
があり、ダメージレベルにばらつきがありました。
この状態でいきなり縮毛矯正を行うと、
- 反応しすぎる部分
- 反応しきらない部分
が出やすく、同時施術では特にリスクが高くなります。
表面にふわつき・広がりが出やすい状態
表面には、細かい浮き毛・乾燥による広がり・まとまりにくさが見られました。
これはクセというより、内部の水分・脂質バランスが崩れているサイン です。
このBefore状態のポイント
今回の髪は、
✔ 縮毛矯正履歴あり
✔ セルフカラーによる色ムラ
✔ ダメージムラ
✔ 内部状態が不均一
という、同時施術では失敗しやすい典型的なケース でした。
施術内容|カラー同時でも傷ませないために行ったこと

今回の施術で最も重視したのは、「縮毛矯正をかける前に、髪の状態を均一に整えること」 です。
同時施術=薬剤を同時に塗ること、ではありません。
反応を揃える“土台づくり”ができているかどうかこれが仕上がりを大きく左右します。
① 先にカラーを均一化し、縮毛矯正の土台を作る
今回の髪は、セルフカラーによる色ムラ・明度差・染料の残留差があり、このまま縮毛矯正を行うと薬剤反応のムラ=伸びムラ・質感ムラ につながる状態でした。
そのため、
✔ 先にカラーを整え
✔ 明度・染料の入り方をできるだけ均一に
✔ 髪内部の反応差を小さくする
という工程を優先しました。
カラーを均一化する=縮毛矯正の下地を作るという考え方です。
② 縮毛矯正は「部位別・履歴別」に設計
縮毛矯正では、1種類の薬剤を全体に使うことはしていません。
- 縮毛矯正履歴が残る部分
- ダメージを受けやすい部分
- 比較的健康な部分
それぞれで、
✔ 薬剤の強さ
✔ 放置時間
✔ 塗布量
を細かく調整しています。
特に、過去に矯正がかかっている部分に強い薬を重ねないこと を徹底しました。
③ 弱酸性〜微アルカリ領域でのコントロール
同時施術では、アルカリに傾きすぎると一気にリスクが高まります。
そのため今回は、
- 髪を無理に膨潤させない
- 必要以上に負担をかけない
- 柔らかい質感を残す
ことを目的に、弱酸性〜微アルカリ領域を中心とした設計 を行いました。
これにより、
✔ 硬くならない
✔ 不自然に真っ直ぐにならない
✔ 後日の戻りが出にくい
仕上がりを狙っています。
④ 内部補修 × CMC補給で“反応を安定”
薬剤だけでクセを伸ばすと、エイジング毛やカラー履歴のある髪は質感が犠牲になりやすい です。
そこで施術中に、内部タンパク補修・CMC(脂質)補給・水分保持バランスの調整を同時に行い、薬剤が均一に働ける状態をキープ しました。
これが、「伸びているのに柔らかい」仕上がりにつながります。
⑤ アイロン操作は“無理に引っ張らない・つぶさない”
アイロン工程では、強く引っ張らない・必要以上にプレスしない・髪の丸みを残すことを徹底しています。
クセを伸ばす=力をかけるではなく、整えた内部構造を形にするための操作 という位置づけです。
今回の同時施術が成立した理由は、
✔ カラーで反応ムラを先に整えた
✔ 縮毛矯正を履歴別に設計した
✔ 弱酸性〜微アルカリで負担を抑えた
✔ 内部補修とCMCで安定させた
この 積み重ね にあります。
After|仕上がりの変化と質感の違い

こちらが施術後の仕上がりです。
今回のケースは、
✔ カラー履歴による反応ムラ
✔ 半年以上前の縮毛矯正履歴
✔ セルフカラーによるダメージ差
✔ 毛先がすかれすぎているカット履歴
と、決して「簡単な条件」ではありませんでした。それでも “自然さ”と“扱いやすさ” を最優先に設計しています。
表面のうねり・ザラつきが落ち着いた
Beforeでは、表面に細かいうねり、手ぐしで引っかかるようなザラつき、光が分散してツヤが出にくい状態が見られました。
施術後は、表面の乱れが整い、光が一本のラインとして反射 する状態に。
「ピンと伸ばした」というより、髪が揃ったことで自然に真っ直ぐ見える 仕上がりです。
毛先の軽さ・すかれ過ぎを質感でカバー
毛先がすかれ過ぎており、まとまりにくく、広がって見えやすいという条件でした。
今回はカットで重さを足すのではなく、内部補修・CMC補給・アイロンの当て方によって、毛先に“質感の芯”を作る ことでカバーしています。
結果として、毛先が暴れない、収まりが良い、不自然感が出ないバランスに仕上がりました。
ツヤが出て、髪が若く見える
仕上がり写真では、自然なツヤと色ムラが目立ちにくくなった印象、パサつきによる“疲れ感”が消えたことが分かると思います。
ツヤは単なるコーティングではなく、内部状態が整った結果として出ているものなので、時間が経っても急に失われにくいのが特徴です。
✔ 今回の仕上がりのポイント
- カラーと縮毛矯正を“同時”ではなく“連動”させた設計
- 毛先のカット不足を質感コントロールで補正
- エイジング毛でも硬くならないストレート
今回の施術のポイント

今回の髪質改善デザイン縮毛矯正が自然に、そして無理なく仕上がった理由は次の3つのポイントにあります。
① カラーを先に整え、縮毛矯正の“反応ムラ”を防いだ
セルフカラーや過去の履歴によって生じていた色ムラ・ダメージムラは、そのまま薬剤反応のムラにつながります。
そこで今回は、先にカラーを均一化・髪内部の状態を揃える縮毛矯正がかかりやすい“土台”を作るという工程を踏みました。
これにより、伸びムラ・硬さ・戻り を防ぐことができています。
② 履歴・部位ごとに薬剤と操作を変えた
1種類の薬剤で全体を処理せず、縮毛矯正履歴が残る部分、ダメージを受けやすい毛先、比較的健康な部分それぞれに合わせて薬剤の強さ・塗布量・放置時間 を細かく調整しました。
「伸ばすため」ではなく、“髪を整えるための縮毛矯正” です。
③ 毛先の軽さを“質感設計”でカバーした
今回の毛先は、カット履歴によりすかれ過ぎている状態でした。
無理に重さを足すのではなく、内部補修、CMC補給、引っ張らないアイロン操作によって、毛先に芯とまとまりを作る設計 を行っています。
その結果、軽さは残るでも広がらなく自然に収まるバランスに仕上がりました。
この施術が実現できる理由
この3つを同時に成立させるには、「縮毛矯正だけ」「カラーだけ」の考え方ではなく、髪全体の履歴と内部状態を見て設計することが欠かせません。
それが、美容室エナの髪質改善デザイン縮毛矯正 です。
まとめ|縮毛矯正とカラーは「一緒にやるか」ではなく「どう設計するか」

「縮毛矯正とカラーは同時にしない方がいい」そう言われてきたのは事実です。
でも今回のケースから分かるように、問題なのは 同時に行うことそのもの ではありません。
失敗しやすい同時施術
- 髪の履歴を見ずに進める
- 薬剤を一律で使う
- 色ムラ・ダメージムラを放置したまま縮毛矯正をかける
これでは、
- 硬くなる
- 色が抜ける
- 数週間で戻る
といった結果になりやすくなります。
美容室エナの考え方
美容室エナでは、縮毛矯正とカラーを 「同時にするかしないか」 ではなく、
✔ 髪の反応を揃えられるか
✔ 内部状態を安定させられるか
✔ 質感を犠牲にしない設計か
という視点で考えています。
だからこそ、
- 先にカラーで土台を整える
- 縮毛矯正は履歴・部位ごとに設計
- 弱酸性〜弱アルカリを軸に、負担を最小限に
- 内部補修とCMC補給を同時に行う
という工程を重ねています。
結果として
- 不自然に真っ直ぐにならない
- 毛先が硬くならない
- ツヤとまとまりが長持ちする
- 年齢を重ねた髪でも扱いやすい
そんな 「大人のための縮毛矯正」 に仕上がります。
もし、
- 同時施術に不安がある
- 以前、失敗した経験がある
- 自分の髪でできるか分からない
という場合は、施術前に一度、髪の状態を見た上で判断することが大切 です。
美容室エナでは、来店前に LINEでの相談・質問 を受け付けています。
「私の髪でもできる?」そんな一言からで構いません。
無理におすすめすることはありませんので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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