エイジングケアカラーとは

エイジングケアカラーは頭皮が乾燥しやすい方、ヘアカラーがしみやすい方に向けて開発したメニューです。当店の基本のヘアカラーに頭皮保護をさらに追加処方します。また、カラー剤もより刺激を緩和する処方に改良変更します。

基本のヘアカラーは下記を参考にしてください。

ヘアカラーが染みる原因は?

それではまずはじめに「なぜヘアカラーは染みるのか?」から説明します。その理由は大きく分けて2つあります。1つめがヘアカラーの染料自体によるものです。そして2つめがヘアカラーの化学反応によるものです。順に詳しく見て行きましょう。

まずヘアカラーが染みる原因の1つめが、ヘアカラー染料による原因で起こるアレルギー反応です。ヘアカラーはアルカリ剤と過酸化水素の化学反応によって脱色・染色を行います。またこの反応によってジアミンと呼ばれる染料が髪色をコントロールします。そしてヘアカラーで染みる原因となるのが染料であるジアミンです。このジアミンアレルギーは花粉症のように一度出てしまうと体が異物と判断してしまうため、次にヘアカラーを行う時にも再び染みるようになってしまします。

ジアミン以外で髪色をコントロールできるものがヘアマニキュアやトリートメントカラー、ヘナなどとなります。しかしこれらは髪を明るくすることができません。髪を明るくしながら染める場合には通常のヘアカラーに含まれるジアミン染料ではなく、塩基性染料と使う方法があります。これでジアミンによる刺激はなくなります。しかし欠点があり、ジアミン染料に比べて塩基性染料は色落ちが早く持ちが悪いという特徴があります。

次にヘアカラーが染みる原因の2つめとなるのがヘアカラーの化学反応によるものです。先ほどあげたようにヘアカラーはアルカリ剤と過酸化水素を組み合わせることで、髪の色を明るくしたり染料を髪の中に入れたりします。この時の化学反応が染みる原因となります。

いずれにせよヘアカラーで刺激となる場合の原因は頭皮です。女性の頭皮は男性よりも乾燥しやすい性質のため、敏感肌になりやすく上記のアレルギーを引き起こす可能性があります。対策として乾燥対策を行うことが大切になります。例えば、シャンプーをするとバリア機能である皮脂(保護膜)が一時的に奪われてしまうためヘアカラー前には避けた方がいいです。また、ホルモンの分泌が減少するとコラーゲンやヒアルロン酸の生成が減少します。成長ホルモンを出しやすくするには睡眠の質をあげることです。就寝前に食事をしたり、スマフォなどを操作して脳に刺激を与えないなどが考えれらます。そして食事も大切です。つまり、生活スタイルを見直すことでご自身の免疫力や肌質を向上させることが大事となります。

ヘアカラーを染みにくくする方法

それではエイジングケアカラーのプロセスです。まずはじめに頭皮の保湿を行い擬似保護膜でバリア機能を補います。この時にはもちろん事前にシャンプーはしません。また保湿と髪の強化を兼ねてファイバーハンスという特許成分を使用します。ブドウ糖由来で保湿と強化の両方が期待できます。保湿だけなら砂糖などでもできますね。赤みのお肉を砂糖など入れてソミュール液につけておくと保湿で身がパサつきにくくなるのと似ています。

ファイバーハンスはケラチンと架橋強化し髪にハリコシを与えますが、ブドウ糖由来のためしなやかでプルプルな質感と艶と保湿が生まれます。また髪は濡れているときに結合が外れダメージを受けやすくなりますが、この結合を強化するチカラもあるのも優秀です。オリジナルのトリートメントミストにも配合されていますのでホームケア、セルフカラーの際にもご利用いただけます。

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